
角砂糖
昔も今も変わらないものかと思える角砂糖。
時代の流れなのでしょうか、最近は小さめなものが多いように思えます。
また、ナチュラル感のある不揃いのものや、ハート型なども多いですし、カラフルに色がついていたり、花飾りの付いてるものなどさまざまです。
ばら印の真っ赤な箱に、きっちりと、すきまなく詰められてたこの角砂糖。
角がぴんと立って、粗めの粒がキラキラとして、眺めているとなぜだか懐かしさをおぼえます。

火鉢
しゅんしゅんと鉄瓶にお湯が沸き、パチパチッと炭のはじけるちいさな音。
むかしから火鉢には、単に暖房器具としてだけでない魅力がありました。
お湯を沸かし、餅を焼いたり、お茶を飲み、会話をたのしんだり。
火鉢の火は小さいけれど、囲むように人が集まり、暖を取っていたのでしょう。
炭がじんわりと赤く燃える様子を見ていると、身体も心もあったまるようです。

金魚
日本の夏の風物詩「金魚」。
縁日などの金魚すくいは、多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか。
金魚は江戸時代から観賞用として親しまれ、金魚売りや、
金魚すくいのような遊びが、浮世絵にも描かれています。
ゆっくりと舞うように泳ぐ、小さく愛らしい姿はどこか儚くもあり、
昔も今も変わらず、日本人のこころをとらえます。

金平糖
でこぼこと、まあるい角がかわいらしい、ちいさな砂糖菓子「金平糖」。
「金平糖は甘い〜甘いは砂糖〜砂糖は白い〜白いは…」
昔からあるこの数え歌では、一番始めに登場します。
ピンクや黄色、オレンジ、水色…ほんのり光を透かすカラフルな色は金平糖ならでは。
口の中でじゃりっと砂糖の粒が砕けて広がる甘い香り。
砂糖の味を楽しむお菓子というのは、今ではかえってめずらしいものかもしれません。
日本に伝わったとされるのは1550年頃。ポルトガルの宣教師からもたらされた献上品のひとつでした。ひと言で言ってしまえば、砂糖の蜜を結晶させていく、といった作り方ですが、大変手間と時間のかかるもので、2週間以上かけて直径1センチ程度の金平糖になるそうです。イラ粉という餅米を細かく砕いたものを核として、砂糖を溶かした蜜を掛け、熱した釜を回転させながら、少しずつ砂糖の結晶をつくっていく。この昔ながらの製法でつくられた金平糖は、日持ちもよく、高級菓子として皇室の慶事にも用いられているのです。




江戸桶「桶栄」




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